B鯖フリマ2025年8月

7月のフリマは主催の青猫さん機材トラブルのため中止。8月はブラジリスでの開催です。実施要領は青猫さんブログを参照。

まとめ動画は下記。

youtu.be

今回のフリマはブラジリス。クエストで数回訪れたかな程度で、あまり馴染みのない街でした。到着してから思い出したのは、そうだヒドラを捕まえた場所だったという海岸との往復をした記憶です。BGM含めてそれ以外の印象が薄いです。ごめんブラジリス。またリアル都合もあり、開催期間中ずっと張り付いていることができなくて、何かイベントが起きていても見逃していた可能性が高いのも残念なところ。

そんな状況ですが、いつものように衣装を探して露店巡りはとても楽しかったです。狩りについては時間確保もあまりできていないため、装備については追加で欲しい、入れ替えしたいという思いはありませんでしたが、衣装については時期や状況を選ばないのでレアな出品がないかじっくり探せたのがいいですね。今回も珍しい品を確保できました。なかなかコーディネイトで合わせにくいものもありますが、利用頻度の低いものはどんどん手放して欲しいと思ったものを入手するいい機会ですよね。

今回のフリマのイベントは3つ。1つ目は開幕直後の赤毛さん露店。半額セールと銘打っていますが、どう見ても9割、ほぼゼロZenyという放出セールです。実施予告のおかげで10時の開始時には実施案内の声が届かなくなるほど人が集まっていました。流れとしては赤毛さんがエモ出して露店設置。そこから数秒で全部売れるというサイクルです。もはや商品を確認して選ぶというよりも、商品の何番目の位置にカーソルを置いて、とにかく買う!という反射神経しか存在しない世界です。どれを選んでもお得なので、カーソル位置に大当たり商品が来ていればラッキーという謎の売買システムですね。残念ながらわたしは一度も購入成功しませんでしたが、瞬間的に見える商品リストには信じられないような高額・レア品が並んでいて、次こそは!という熱気に包まれた会場で謎の一体感がありました。

2つ目のイベントはオークション。今回も衣装セットの出品が多数でとてもありがたいです。持っていないものには入札を試みますが、どうしても競り負けてしまいます。みんな本気すぎて対抗できないよ…そしてエントリー最後の方で登場したのはMVPカード。なんと封印されていないカードで、3Gスタートという隔絶した世界でした。それでも入札・落札が成立する光景を見て現実感ががっつり失われたのを感じましたね。カードの効果もそうですが、この短時間で購入を決断できるというのがすごい。どんな判断力と決断力、そして資金力なのかと。

頭がポーンと吹っ飛ぶような時間が過ぎて、落ち着いてきたところで3つ目のイベント、チャットクイズで癒されました。これ、これだよ。この安心感と言ったらないね。天さんの鍵付きチャットに、漢字クイズですよ。オークションのおかげで彼方に飛び去っていた思考を取り戻し、部首の組み合わせで解錠。景品の魔帖を受け取ることができました。中身はトードカード。ずっと以前にカエル狩りをしてた時に、取り巻きを連れた大きなカエルに押し潰されたことを思い出しました。

さて次回の開催地は、コンロン!BGMが素敵な街ですが、開催スペースがどうなるのかちょっと不安。でもきっと楽しい時間となることでしょう。それでは、また。

VMwareとストレージ容量

大きければ大きいほどよい

背景

ROをVMware Fusionを利用して複数起動する環境を構築しました。ホストマシンのスペックとしてCPU、メモリは同時に起動できるインスタンス数に直接影響します。今回は、忘れてはならない、ストレージ容量についてです。

実際どれくらい使うの?

Windows 11 for ARMの日本語環境版に、ROクライアントのみをインストールした状態で100GB程度のようです。

スクリーンショットの例は200GB程度となっていますが、実際の占有量以外にもスナップショット分を含んでいるので、スナップショットを利用しない場合のフットプリントはもう少し小さくなるようです。パッケージの中身を見てみると次のようになります。

例えば222GB使用中のインスタンスを確認すると、スナップショットを5回取得し、それぞれ30GB程度でした。全て消去すれば150GB程度は小さくなりそうです。クラッシュ時に備えて直近1回分(30GB)のみスナップショットを残す運用にすればストレージ容量を節約できると思います。

こまめに整理せずにスナップショットを取得しっぱなしにすると、このように肥大化するという悪例ですね。

VMwareは、ゲストOSが使用した分だけ仮想ストレージ(*.vmdk)サイズが増大します。そのため、ホストOSのパーティションに同居させて空き容量を気にするよりは、外付けSSDなど専用のパーティションを用意してそこに閉じ込めて運用する方が安心です。SSD寿命のことを考えても、ROしか動かさないとはいえ4並列なら4倍の書き込み量があるためウェアレベリングの観点からも外付けSSDを消耗品として分離したほうが良いでしょう。

SSDは空き容量も重要では?

CPU、メモリに余裕があるからとインスタンス数を増やすと、ストレージ容量に配慮が必要になります。特にSSDの場合には、安価なQLCモデルだとSLCキャッシュ問題が表面化する場面に遭遇しがちですね。

こちらは用意した外付けSSDです。4TBの容量に対して25%程度が使用中。Crucial X8はQLCモデルなので、SLCキャッシュは最大で1TB。ギリギリ全てのデータがキャッシュ上に載る計算にはなります。ただし未使用データはSLCキャッシュ容量確保の追い出しの対象になるため、前述のスクリーンショットのように日付が古いファイル、つまりスナップショットデータは追い出される筆頭となります。

結果として、スナップショット管理で古いスナップショットを削除する際に時間がかかることになります。スナップショットは、取得時のイメージを全量保存ではなく取得タイミングからの差分情報の保存であるため、削除時には両者を統合して再保存するというプロセスです。そのため、低速のQLCモードから30GB×2世代を読み出して統合することになり、処理完了までに非常に長い時間を要します。

SSDのキャッシュ追い出しを停止することはできないため、これを回避するにはスナップショット運用自体をやめるという手段しかありませんが、安全性・利便性を考えるとスナップショット削除(統合)に要する時間は許容するしかなさそうです。

結局どうしたらいいの?

  • 極力大きな容量の専用SSDを用意する
  • 同時使用するインスタンス分がSLCキャッシュに収まるようにする
  • 不要なスナップショットはこまめに削除

使用容量全てがQLCモードへ追い出されるわけではないので、上記は最悪ケースの雑な計算です。実際はもっと多くのインスタンスを同時利用できるはずですが、空き容量を大きく確保するという指針で運用するのが良いでしょう。

参考資料

プリのスキルリセット

変更しませんでした

背景

アークビショップのスキル仕様変更、新スキル追加でリセット権が付与されました。期限が7/22までということで、現状で困ってはいないものの見直しを検討してみました。

必須条件は?

2024年11月に復帰してから、アークビショップのスキル構成は下記を参考にして決めました。記憶を掘り起こしたり、Lv130を超えたらどういうスキル構成がいいのかなど、大変助かりました。

もともと支援プリだったので、半支援でMEソロ狩りもできる構成を起点にしてレベルアップをがんばりました。そして数回の季節イベントを経て現状はBase259/Job55に。その過程で、上述の記事で紹介されていた魅力的な装備を基軸にして今の構成に至ります。スキル習得するだけで追加効果が得られる、お得装備です。

装備 習得スキル 効果
セイクリッドラペル [オラティオ]Lv10 [オラティオ]の再使用待機時間 - 1.5秒
[クリアランス]Lv5 魔法攻撃時、小・中・大型モンスターに与えるダメージ + 15%
身かわしのケープ [サクラメント]Lv5 Flee + 50 , 完全回避 + 25
[プラエファティオ]Lv10 無属性攻撃で受けるダメージ - 50%
[レノヴァティオ]の固定詠唱時間 - 100%
[ハイネスヒール]Lv5 水・念属性攻撃で受けるダメージ - 75%
粛清の靴 [オラティオ]Lv10 詠唱時間 - 50%、スキルディレイ - 50%
[クリアランス]Lv5 魔法攻撃時、全ての属性のモンスターに与えるダメージ + 25%
[クリアランス]Lv5 [オフェルトリウム]使用時、15秒間、BaseLvが1上がる度に、[ジュデックス]で与えるダメージ + 1%
[ラウダアグヌス]Lv4 Mdef + 40、ヒール系スキル使用時、HP回復量 + 32%
[ラウダラムス]Lv4 Mdef + 40、ヒール系スキル使用時、HP回復量 + 32%

肩と靴はお得すぎて、変更するのがつらい…。そのおかげでスキルツリーに強い方向性が定まり、迷うことがなかったとも言えます。現状プロセラを主火力にしてセルフバフ前提で困ってませんしね。これで飛行船墜落地、飛行船襲撃は安定してクリア可能、ボスピタヤは相打ちでクリアできるようになりました。

それでどうなった?

スキルツリー自体はカーディナル転職時に決めたものから変更せず、下記の通りです。

スキル仕様変更についてはラウダアグヌスの価値が大きく上昇したのがいいですね。新スキル2種は…使いどころがなかったので取得せず。

せっかくのリセット権を活用できなかったことは残念ですが、完成度が高かった、ということで。

Windows Update前のRO動作カクツキとVMwareスナップショット

どんどんスナップショット使おう

背景

ROしか動いていないVMwareインスタンスですが、同時に4つも動かしているとOS巻き込んでのクラッシュ時の影響も少なくありません。Windows 11のブルースクリーンこそほぼ遭遇しませんが、不意の停電でホストであるmacOSデスクトップごと倒れることも、特に夏場は起きがちなシチュエーションではあるので。

そんな時に活躍するスナップショット機能です。

どんな使い方をするの?

ゲストOSのWindowsですが、RO以外のアプリは動いていないので、スナップショットの目的は下記です。

取得候補 目的
毎週火曜日 ROクライアントのコンテンツ配信
毎週土 or 日曜日 Windows Update

ゲストOS上に保存しているのは、基本的には配信コンテンツである上記2件。曜日が近接しているので、週末のWindows Update更新後、火曜日のROコンテンツ配信が終わったらスナップショット取得するのが合理的です。

ただし、Windows Updateの配信前になると、DISMというサービスが動いてCPUリソースを消費するという状況が発生しがちだそうで、ROのクライアントもその影響を受けます。特に狩りで移動やスキル発動を頻繁に行なっていると、動作がガクガクしたりネットワークのディレイのような画面飛びが起きたりするので、火曜日のROコンテンツ更新を待たずに素早くWindows Update適用してしまいたいところです。

それじゃお勧めは?

現在4つのクライアントを稼働中ですが、下記のサイクルで更新しています。

クライアント WindowsUpdate契機 スナップショット契機
メイン・狩り用 土曜日 土曜日
製薬・露店用 火曜日 火曜日
露店用A 火曜日 火曜日
露店用B 火曜日 火曜日

ゲームレスポンスでストレスの原因になるメイン用は、クライアントのカクツキが見られたらすぐにWindowsUpdate要否を確認します。概ねカクツキ=WindowsUpdate準備中という状況なので、すぐにWindowsUpdateチェック&適用を済ませたらスナップショット取得して快適環境を取り戻します。停電が起きても更新後の安定した状態からの復帰になるので安心です。

それほどレスポンスが重要ではない露店キャラについては、ROコンテンツ配信が済んでからゆっくりスナップショット取得ですね。スナップショット自体は10秒程度ですが、WindowsUpdate有無のチェック、Update適用、OS再起動まで含めると数分かかるので、まとめて実施するのは面倒なんですよね。露店キャラの分はバックグラウンドでUpdate適用まで済ませて、火曜日のROコンテンツ後に再起動してからスナップショット取得が便利です。

ROを動かすためのMacのスペック

できるだけいいやつ買おう

背景

MacユーザでもROを動かせる。やれるかやれないかで言えば、やれます。ゲームできるレベルで動くの?そこそこ動きます。Lv200以上の物理職やディレイクールタイムを限界まで削ったApsd193前提の操作でも、もたつかずに遊べる?ハイスペックディスプレイで限界までチューニングできる?

だんだん自信がなくなってきました。ざっとまとめると下記の通りです。

やりたいこと どんな感じ?
MacでROを動かしたい できる
ゲームとして成立するレスポンス? YES
Aspd193の限界性能でも対応できる? だいたいいける
120Hzや144Hzの描画でなめらかに動く? 60Hzのディスプレイしかないからわからない
TAF=1できる? 設定はできるけど機能しない
1920x1440のクライアント画面でFPSいくつまでいける? VMware FusionVGAドライバでは測定できない
クライアントいくつ同時に動かせる? M2Proなら4つM4Maxならもっといけるはず

ゲームのレスポンス

基本的には、ゲームとして成立するレスポンスにはなっていると思います。もちろんネイティブのWindows PCよりはレスポンス良くないはずですが、もっさりしててダメというレベルではないです。

ネットワークチューニング

TAFについて、ROの反応速度を向上させるテクニックとしてよく紹介される設定ですが、VMware Fusion上で動作しているWindowsの設定は可能です。ただし、ホストOSのmacOSネットワークアダプタを利用するため、vmxnetドライバを経由することでオーバーヘッド要因となり限界性能までは達成できないようです。それでも、ゲストOSのバッファリング分は解消できるので効果はゼロではない様子。Mac上で動かすという用途を考えると測定する意味はあまりないと思います。

FPS観点

描画のフレームレートについては、ネイティブよりも落ちます。たまにもっさりする時がありますが、構成上仕方ないと割り切ってます。それでは実際にどれくらいのフレームレートなのかは、標準の機能では測定できないです。下記はVMware Fusion上で動作するWindows11のタスクマネージャですが、GPUの項目が表示されていません。これはVMware Fusionの制約事項のようで、Parallelsを利用する場合には表示されることもあるとか。その場合にはFPS表示とかもできるかもしれませんね。

クライアント画面サイズ

この辺りが本題ですが、小さなクライアントサイズ(1024x768)であれば、標準のcpu=2cores, mem=4GBで十分動作します。大きなサイズ(1920x1440)だと、少し力不足ですね。プロンテラ十字路で多数の露店が表示されていたり、季節イベントでキャラが密集していると処理負荷をさばけなくなることが多いです。cpu=2coresだとmacOS側のActivity Monitorで%CPU=200で振り切っちゃうので、cpu=4coresに割り当てを増やしています。

クライアントサイズ 画面内キャラク CPU使用率 cores
1024x768 10以下 45% 2
1920x1440 120前後 120% 4

コア数割り当ては、Activity Monitor上の%CPU上限に影響するので、cpu=2coresであれば最大200%まで、cpu=4coresであれば最大400%までです。画面内の表示キャラ数が多い場合には上限に余裕を持たせておきたいですね。

同時実行可能なクライアント数

以前使用していたMac mini(M2Pro 10cores)の場合、上記の設定で4クライアントが限界でした。現在はMac Studio(M4Max 16cores)なので余裕がありますね。

モデル CPUコア数 クライアント数 使用感
M2Pro 10 4 1024x768が2枚、1920x1440が1枚までは余裕あり。1024x768を3枚にして合計4クライアントにすると限界を感じる
M4Max 16 4 1024x768が3枚、1920x1440が1枚でも余裕あり。それ以上はライセンス数がないので上限は未測定

クライアントは4つ同時に動かしていますが、M2Proの場合にはCPUあたりの処理性能もやや低めだったので、CPU使用率もやや増加して上限を感じることが多かったです。M4Maxの場合には、露店キャラ3つとアクティブに動くメインキャラ1つでもまだまだ余裕がありますね。表示キャラ数が多くても4クライアントで合計400%くらいしか消費しないので、Performance coreはまだ800%くらいの余裕があります。

この状態でYoutube(1080p→4Kスケーリング)流して、動画編集(Final Cut Pro)してもまだ余裕があるのでMac Studioにしてよかったなと実感しています。これがM2ProのMac miniだと動画編集がやりにくい状況でした。

ということで、Macはもともと価格帯が高めなので、スペックに悩んだらお財布が許す一番いいやつを用意しよう。ということですね。

B鯖コスフェス2025年夏

6月のフリマでは同日にコスフェスが開催されました。実施要領と結果報告は青猫さんブログを参照。(6月のフリマと同記事)

まとめ動画は下記。

youtu.be

コスフェスは今回が初参加。お題設定してそれに合わせた衣装でコンテスト…ということなので、夏らしい頭装備や肩装備を設定するイメージです。どんなコスチュームが見られるか楽しみ。

直前のオークションが少し押しましたが、流れでそのままコスフェス開催案内の流れで始まりました。特に衣装一箇所しばりとかはなくて、自由にコーディネイトできるようですね。参加者はコモドの舞台に上がって待機です。もちろん本番衣装ではなく、普段着で待ってくれているので順番になるまではお楽しみです。

司会の案内に従って演者がコスチューム披露していきますが、どれも素敵な組み合わせで、「The夏」といった趣です。浮遊するくらげなんかは帽子も組み合わせて涼しげな夏といった感じでした。わたしだったらどんな組み合わせにするだろうと思いながらパフォーマンスを眺めていました。

その流れが変わったのは中盤になってから。これまでの直接的な夏を表現するコスチューム選択ではなく、夏にありそうなイベントを演出する出演者が出てきたのです。夏といえば野球観戦、そしてビールということで、球場にいるビールの売り子さんの扮装でビール売りのパフォーマンス!青のキャップもそれらしく、まさに売り子さんといった印象でした。これは間接的に夏を感じさせるうまい手法ですね。

それから厚着にこたつを組み合わせた我慢大会。これは確かに夏でしかあり得ないっ。衣装こそ冬!ですが、シチュエーションとしては真夏のイベントですね。発想が素晴らしいです。そして夏祭りといえば屋台、怪しいくじ引きということで、セリフ回しもカタコトで怪しげな演出には笑いました。

そんな演出で楽しむ中、突然アイドルライブが始まったのは驚きました。舞台から観客席へのダイブや、早着替え、まぶしいエフェクトでの各種演出など、ライブ感たっぷりで驚きつつも楽しめました。

これがコスフェス…。これユーザイベントなんですよ?すごくないですか?

次回は秋にということなので、また楽しみです。

ROをVMware Fusionで動かすメリット

停電でも安心!

もはや夏ということでエアコンは常時ON、お昼時なのでIHと換気扇もON。使ったお湯をポットで湯沸かししながら鍋見守ってたらブレーカー落ちました。あああキッチンスペースもライト消えて真っ暗。入り口ドア細く開けてブレーカー戻したらオートライトが復活しました。久しぶりにやっちゃいましたね。

という前置きで、Macで動かしていたROクライアント4つもデスクトップMacが落ちたのでVMwareインスタンスごと落ちました。これがMacbookとかだったら通信エラーで済んでたのですが、デスクトップなので即アウトでしたね。おかげでレンダリング中だったデータが破損してやり直しになったりと被害もちらほら。

そんな中でVMware上で動いてたWindowsも停電相当の挙動となったわけですが、VMwareのいいところはスナップショット保存を気軽にできることです。

通常であれば、Windowsを正常シャットダウンせずに電源OFFすると次回起動時に各種チェックが走り、できるだけファイル整合性を保つリカバリ機能が働きます。しかしRO動作中に出力した何らかの情報や、RO以外でもOSが出力する各種情報…メモリ上・ディスクキャッシュ上にあったものは失われます。ホストOSのMacレンダリング情報が失われるような感じで、Windows上でも少なからず不整合のリスクが発生するわけです。

しかしスナップショット機能で状態保存しておけば、その時点まで環境を巻き戻すことができ、停電で発生したデータの不整合を無かったことにできます。もちろん、スナップショット取得後に出力された情報は失われますが、ROの情報は基本的にオンライン側に保存されるため、クライアント環境が巻き戻ったとしてもほぼ影響はありません。チャット内容をローカルに保存していたり、UI設定を変更していればそれは失われますがそれを許容できればスナップショットで戻す方が安全です。

わたしの環境では、概ね毎週Windows Updateで再起動を求められるため、その都度スナップショットを取得しています。今回も6/23に取得したスナップショットがあったので、それを戻してRO環境は復元成功。月曜日から特にUI変更していないし、チャット保存とかもしていないのでデータを失うことなく復旧できたことになります。火曜日のパッチデータは再ダウンロードになりましたが、影響はその程度でした。

Mac環境に4つのVMwareを動かして、Windowsも4つ、そこにROも4つと、ハードウェアリソースへの要求はそこそこありますが、それを許容できればRO環境の保全ができるのは大きいですね。これはWindows環境でROしか動かしていないためというのもありそうですが。

いや、電力契約アンペア数意識してちゃんと電力使用量をコントロールしなさいよという話でもありますね…

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